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デモへのお誘いに変えて~学費奨学金デモの少し過去と未来の話~

始めましてもそうでない方もこんにちは、菅谷と申します。


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お寿司の上にいる若干お腹の出ている人が菅谷です。


まず簡単な自己紹介を記すと、私は今春法政大学を卒業し今はライターとかをやったりやらなかったりしています。学生時代はときどきヤンチャしていましたが、なんとか生きています。「デモとかやると将来真っ暗じゃないですか」ということを聞かれることもありますが、これは必ずしもそうではないので、むしろ全身全霊で取り組むくらいの勢いがあった方がいいかもしれない、と僭越ながら思っています。

本デモにおいては、学生ほどの時間がなくなったこと、また基本的には学生が主体となるべきだという心情から、一線を引いて、人が足りないときにお手伝い、何かあったときの相談を受けるなどの関わりをしています。

私個人としては、これまでに奨学金のどこが極悪か学費はどのくらいボッタクリかということは何度か記してきたので(この記事など)、ここでは少しだけ早く学生として活動し、卒業してしまった立場からのメッセージを記したいと思います。


本デモについて

本デモは組織名に示されるように全国から学生若者が参加する形で行われます。
これは実はなかなか画期的なことで、組織などから支援を受けていない普通の学生が呼び掛けて、全国から学生若者が集まってデモをやるということはこの10年スパンほどで見たときに初のことなのではないかと思います。

全国規模で人を動かすこと、それは簡単なことではありません。
例えば「デモやるぞ、うおおおお!全国からみんな集まれ!全国委員会じゃ!!」と素性がわからないフォロワー50人くらいの学生が言っても、それが実現される可能性はあまり高くないのではないかと思います。

なぜ全国組織なのか、そこには数年に及ぶ、運動の蓄積、人間関係の形成、信頼関係の構築を見ることができます。


本デモに至るまでの運動の発端は2009年に北海道で始まった就活デモにあります(と僕は分析します)。もちろん就活デモ一点のみでなく、他の要因なども指摘できると思いますが、ここでは便宜的に就活デモに話を絞って進めます。


就活デモはその後全国に波及し、東京でも2010年に開催されて以降3年連続で行われています。私事になりますが、学生時代に僕は東京の就活デモにおいて2010年に呼びかけとデモ責任者、2011年に「意見が割れたときに最終的に決定する3名の内の1人」という役職(?)などを務めさせていただきました。また東京においては、就活デモで形成された人間関係が一つの軸となって別のいくつかの運動も行われました。

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資料 2010年就活どうにかしろデモ


私がある程度把握している東京に限ってこの運動は一体何なのかということを、物凄く簡単に記せば、それは「普通の学生・若者が直面している社会問題に当事者として声をあげる、あるいはそのための回路・関係性の構築」というものなのだと思います。


しかし、この「普通の学生・若者が」というのは非常に難しいものです。
今までの経験上、デモを行いそれがある程度ニュースになると2ちゃんねる辺りに「過激派の残党か」とか「裏には○○の組織が」とかという全く生産性のない書きこみが必ず書かれます。

全く生産性のないのも事実ですが、日本における学生運動がネガティブなイメージを持たれているのもまた事実です。個人的には、パソコンの前で批評家ぶっている人よりも過激派だろうが何だろうが身体性を行使している人の方がよっぽど尊いと思いますが、いずれにしても、普通の学生・若者がちょっと気軽に関われないオーラがものすごく強いです。


そして勇気を持って一歩踏み出すと、さらに過酷な現状が待ちうけています。

多くの場合、行動を起こしたものはおびただしい数の批判の嵐を受けることになります。
やり方が悪い、頭が悪い、センスが悪い、ルックスが悪い、態度が悪い……、昭和の姑かと思うほどとにかく気に入らないところを次から次へと叩かれます。

もちろん批判の中には至極全うで真摯に受け止めなければならないものも多々あるのは事実です。しかし、前述のようにこのような動きは2009年に北海道で、東京では2010年にやっと生まれたばかりの御歳3歳で蓄積がほとんどありません。蓄積がない上に20歳そこそこの学生が主体となるのだから、不備があるのは当然なのではないかと思いますが、とにかく至る方面から批判を受けます。余談になりますが、しかもこれを元学生運動家とか、大学教授とかが好き好んでやる傾向があるので、さらに状況は困難なものへなっています。


以上のように、「普通の学生・若者が直面している社会問題に当事者として声をあげる、あるいはそのための回路・関係性の構築」という動きは決して弱くはない外圧を受けながらも3年間消滅することはなく継続されてきました。そのような蓄積があったからこそ、全国組織というレベルにまで達することができたと思います。これは志ある方々の並々ならぬ尽力を抜きに語ることは決してできないものです。


そして私は、困難な現状を認識しつつも、今後もこのような動きが潰れてしまうことなく継続され、また出来るならば拡大されていくことを願っています。

もちろん内部において克服しなければならない課題が多々あるはずです。また、中心が非常に早いサイクルで入れ替わっていく以上は常に前進ということはなく後退・劣化することも十分に考えられます。
しかし、このような動きが「ある」のと「ない」のでは私は前者の方が良いと考えます。「困難な就職活動」「借金である奨学金」あるいは今後私たちを取り巻くであろう諸々の問題に対して、公の場で訴える力を持つ集団は一つでも多くあるべきだし、まずはそういったから始める他ないのではないかと思います。


2010年に私が「就活どうにかしろデモ」を呼びかけたとき、東京では先輩と2人だけ、デモの実行委員会も7~8名ほどという非常に小さなものでした。それが3年で全国にまで関係性を築くことができています。この事実をポジティブに捉え、今後5年10年と続いたときへの強い希望を持って、今後も、粘り強く、楽しく、ときに熱く、このような動きが続いていってほしいと思います。


ということで、昭和生まれの菅谷も当日は参加するので、大学卒業した皆様も気軽にデモにおいでませ(。>ω<)。

文責 菅谷圭祐(@sugaya_keisuke)

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「教育の機会均等を!~学費・奨学金は問題だらけ~」
日にち 7月14日(日)
時間  15時集合、15時半出発
集合場所 桜田公園(新橋駅より徒歩1分)

オンライン署名 change.org
「文部科学省、日本学生支援機構:大学の学費の無償化、給付性奨学金を設置してください」
署名URL http://p.tl/xtBc 
署名について http://gakuhimondai.blog.fc2.com/blog-entry-41.html

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